クロックアップは実現するのか?

クロックアップは実現できるか? 動体視力

 

クロックアップとは、加速能力のことです。

特殊能力ですが、これを実現できないかと考えていたところ、少しですが、似たような能力アップはどうも可能のように思います。

その方法をご紹介します。

 

空手の実力アップの方法として動体視力トレーニング


Photo by Thao Le Hoang on Unsplash

 

空手の実力アップの方法として、動体視力をアップさせるためのアイテム、Visionup(ビジョナップ)を購入して、現在2ヶ月目のトレーニングに入りました。

動体視力をアップさせて、相手の攻撃をいち早く察知し、優位に立つというものです。

空手のトレーニングの一つとして、ビジョントレーニングはかなり重要性ではないかと思っています。

ビジョントレーニングとは、視覚機能を向上させるためのトレーニングです。

眼球を動かす筋肉「眼筋」を鍛えることで、動く物体、目標物を正確に捉える能力を向上させるトレーニングですが、眼筋を鍛えることで、見た情報を脳で素早く処理→必要な運動、という一連の運動機能を向上させる効果があります。

つまり、眼だけ鍛えているのではなく、運動機能の向上も見込めるわけです。

組手のとき、相手の突きが見える、避けることができる。

相手の蹴りが見える。

ちょっとした動きを見逃さないことから、素早く対処できる。

こういったことが実現できるわけです。

 

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スポーツビジョンとは

ビジョントレーニングで鍛えられる能力は、一般的にスポーツビジョンと呼ばれる以下の8種類の視力です。

  • KVA動体視力      前後方向の動きを識別する
  • DVA動体視力      横方向の動きを識別する
  • コントラスト感度 色の明暗を鋭敏に識別する
  • 眼球運動 眼球をすばやく正確に動かせる
  • 深視力    正確に距離を認識する
  • 瞬間視    瞬間的に多くの情報を捉える
  • 静止視力 止まっている目標を見る(いわゆる視力はこれ)
  • 眼と手の協応動作 眼で見たものに素早く反応する

上記全ての能力は空手で必要ですし、これらを意識して鍛えることが出来れば、組手のときにかなり有利になることは確実です。

空手のトレーニングと言えば、いわゆるフィジカルトレーニングが一般的ですが、身体能力の向上は誰でも行っているので、あまり差がつかないところではないかと思います。

ですが、このビジョントレーニングは、積極的に取り組んでいる人も少なく、空手に取り組む他の大多数と差をつけるにはもってこいです。

逆に、ライバルと比べてフィジカル面で負けていても、スポーツビジョンで上回っていれば、勝てる可能性が出てきます。

なぜなら、視覚能力のアップにより、脳の処理能力が上がっているのですから、反応速度はかなり高くなっているはずです。

脳の処理能力に追いつくよう、 練習によって、 身体能力もアップされてくるわけですから、相手よりも素早く動けるようになっていきます。

どんなに相手の突き蹴りの威力があったとしても、当たらなければ意味がありません。

プロペラ機とジェット戦闘機では、戦いになりません。

 

脳の処理能力のアップ

Image by Gerd Altmann from Pixabay

 

視覚能力は、眼筋の働きと脳の処理能力によるので、ビジョントレーニングで回復、維持、向上できる能力です。

つまり、視覚能力アップ=脳の処理能力のアップ

ということです。

脳の処理能力がアップするのですから、練習次第で、身体の反応速度も速くすることが可能です。

今まで見えにくかったもの、目で追いかけられなかったものが認識でき、身体の反応速度も向上してくるのですから、それはすなわち、

自分の中の時間の進み方を速くしている、と言うことと同義ではないでしょうか。

相手よりも速い時間軸で自分が現実を認識し動いていたら、相対的に相手と住んでいる時空間が違う、と言うことになります。

通常は、意識せず、普通の時間軸で生活し、例えば、組手のときとか、有事の際とかに、集中、もしくは、緊急事態だと自分の脳が判断した場合、自分の中の時間軸が速くなり、動体視力アップ、動作加速度アップ、判断処理能力アップ、なんてことにならないかなあ、と妄想しています。

これはつまり、クロックアップ、というやつですね。

加速装置も同じかな?

漫画、オメガトライブで主人公吾妻晴が、脳を高速回転させて実現させていましたが、理屈はそれとほとんど同じと思っています。

と言っても、人間の目に留まらないほどの速さはもちろん無理です。

ですが、一般人よりもある程度加速できれば、かなり有利になると拳シローは言います。(冬吾風・・・)

 

タキサイキア現象


Photo by Marc Szeglat on Unsplash

 

クロックアップと聞いて思い出すのが、

例えば交通事故に遭遇し、死を直感したとき「周りの景色がスローモーションに見えた」という話です。

また、スポーツ選手などで、「ゾーン」に入ると、相手の動きや、球の動きがゆっくりと見える、と言う話も良く聞きます。

こういった話を聞くと、自分も意図的にそういった脳内の加速現象を起こすことは出来ないか、と考えてしまいます。

こういった現象は「タキサイキア現象」といいます。

生命の危機を感じたとき、人の脳は身を守る為だけにフル回転し、身を守ること以外の機能を低下させ、その結果、視神経から脳への電気信号が遅れて伝達させる為にコマ送りのような記憶となり、後に想起されるとき、スローに感じている、と言うわけです。

この「タキサイキア現象」ついては、実は面白い研究結果があります。

以下、WIRED.JPから引用します。

なぜ「恐怖の時」時間を遅く感じるのか? :研究結果

危機感によって通常より脳の処理が速くなり、脳が「ターボモード」に入るのではないかと考え、これを検証しようとした。

(中略)

「落下するときは、実際にはスローモーションで物事を見ているのではないことがわかった。スローモーションカメラのようなことが起こっているのではないのだ」とDavidは語る。「それよりもっと面白いことが起こっている」
Davidによれば、この現象は知覚ではなく記憶の問題なのだという。「通常は、われわれの記憶はふるいのようなものだ。周りで起こることのほとんどは記録していない」。たとえば混雑した通りを歩いているとき、たくさんの顔や信号やさまざまな刺激が溢れているが、それらはほとんどが、記憶の一部にはならない。しかし突然一台の車が自分のところに突進してきたとしよう。突然、記憶のギアが変化する。全てのことを記憶し始めるのだ――雲であれ塵であれ、細ぎれの考えであれ、役に立つかもしれない全てのことを。

WIRED NEWS なぜ「恐怖の時」時間を遅く感じるのか? :研究結果 より

 

この実験で分かるのは、被験者はスローに見えていないし、そのように認識もしていないと言うことです。

あとで思い出すときに、スローだったように記憶されている、という「記憶の問題」だということです。

これは面白い研究結果だと思います。

この結果を読むと、スポーツ選手の「ゾーン」と言うものは、本当はスローに見えているわけではなかった、と言えないでしょうか。

ゾーンに入ると、飛んでくる球がゆっくりに見えるとか、相手のタックルがスローに見えたとか、相手のパンチがスローに見えたとか、そういった話がたくさんあると思いますが、この実験結果を考えれば、これはじつはスローに見えているわけではなく、記憶の問題で、後で思い出したときに、スローに思い出されている、と言うわけです。

ですが、それではなぜ、その最中で実際に「球を打ち」「パンチを避け」「タックルを避ける」ことができたのでしょうか?

この理由は簡単だと思います。

これはある程度予想が出来たから、ではないかと思います。

プロスポーツ選手であれば、相手のパンチにしろ、ピッチャーの投球にしろ、そのモーションや、ちょっとした体の細部の動きから、ある程度予想できると思います。

つまり、長年の練習や経験で、相手のちょっとした動きから次の動作が予想でき、その記憶が無意識化し、運動制御が自動化され、 「球を打ち」「パンチを避け」「タックルを避ける」ことができたというわけです。

先ほど挙げた「タキサイキア現象」のように、

他の生命機能を一時的に低下させてしまうほど、そのことにだけ集中させることで、人の脳は「球を打ち」「パンチを避け」「タックルを避ける」為だけにフル回転し、それ以外の機能を低下させ、その結果、視神経から脳への電気信号が遅れて伝達させる為にコマ送りのような記憶となり、後に想起されるとき、スローになって再生されてしまう、というメカニズムです。

このように考えれば、「ゾーン」も理解できます。

つまりは、長い期間、その種目だけに取り組んできたことによる「経験の蓄積」と「生命危機に匹敵するくらいの集中力」が「ゾーン」という体験を可能にした、ということだと思うのですが、いかがでしょうか。

 

クロックアップを実現出来るか?

 

時代は進み、トレーニングによりスポーツビジョン(動体視力、深視力、周辺視等)を鍛え、その能力を高めることが出来るようになってきました。

さらに、スポーツビジョンを鍛える為のアイテム「ビジョナップ」の登場により、誰でも簡単に、楽しく、ゲーム感覚で、ビジョントレーニングに取り組むことができます。

ビジョナップを使えば、視覚能力を高めることが出来ますので、わざわざ「ゾーン」に入らなくても、実際に見えているのですし、そこからさらに「ゾーン」に入れば、なおさらよく見えるということになります。

ビジョントレーニングによる脳の処理能力アップを、いつものトレーニングに加えることによって、

少しはクロックアップを実現出来ると言えるのではないでしょうか。

マンガのように、とは行きませんが、他の人よりも少し「脳の処理能力」が高くなるのであれば、実際問題として、ビジョントレーニングに取り組む価値はあると思います。

これを、ドラゴンボールで例えると、

いつもスーパーサイヤ人でいれば、それが通常状態なので、そこからさらにそれ以上の状態になれる、と言うことです(何を言っているか良く分からんね・・)

 

まとめ

空手の記事に関するまとめ

 

空手の実力アップの方法として、動体視力をアップさせるためのアイテムVisionup(ビジョナップ)を使用したビジョントレーニングで、眼筋を鍛え、脳の処理能力をアップさせることで、少しはクロックアップを実現できるのではないかということを書きました。

皆さんの参考になるかどうかはわかりませんが、宜しかったら、試してみてください。

Visionup(ビジョナップ)については現在、自ら検証中です。

今後も引き続きお楽しみください。

  

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