
Visionup(ビジョナップ)を使った動体視力トレーニングは、果たして効果があるのか?の検証中ですが、
ついに、動体視力アップの効果を実感できました。
最新検証結果を報告いたします。
目次
Visionup(ビジョナップ)トレーニングで動体視力アップを実感!

Visionup(ビジョナップ)のトレーニングを開始して、3週目です。
3月21日で8回目のトレーニングになりました。
たったの8回!?
と思われるでしょうが、
Visionup(ビジョナップ)のトレーニングは、1週間に3回程度、1回10分~15分、2~3日おきの間隔で行います。
しかも、30分を超える時間や、毎日の使用は厳禁としています。
と言うわけで私のトレーニング回数も、たったの8回、と言うわけです。
私としては、毎日トレーニングしたいのですが、残念ながら、効果が変わらないか、下がるようなので、やれないのです。
しかし、たったこれだけのトレーニング頻度で、効果が上がるという謳い文句ですから、やはりとんでもないアイテムだと思います。
さて、前回の記事では、
ビジョナップを付けてのボールトレーニング終了後、ビジョナップなしで比較検証したところ、かなり効果が実感できたことを報告しました。
このトレーニングは、小さいゴムボールを床でバウンドさせキャッチしたり、壁キャッチをしたりするものです。
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確かに、ビジョナップを付けてトレーニングしているので、はずして直ぐなら、その効果は実感しやすいでしょう。
ですが、今のところ、普段の生活ではまったく何も変化なし、だったのです。
ところが、本日(22日)。
車の運転中、ふと自分の視界の端の景色が良く見えることに気がつきました。
さらに、その景色の流れもゆっくりとしたものに感じます。
ちょっと意識して、見え方を検証してみたところ、
まっすぐ前を見て、その視界に入る全体の景色が、今までよりも良く見えています。
視線はまっすぐ前を見ていますが、視界の端に流れていく風景まで、割とクリアーに見えている感じです。
意識すると、より見えやすいようです。
何も考えず、ただ普通に前を見て運転しているだけでは実感できなかったのですが、
一度気になりだすと、良く見ようとするからでしょうか、今までよりちょっと良く見えるようになっていたことに気がつきます。
これは明らかに、今までとは違う見え方です。
ビジョナップで、動体視力トレーニングの効果が現れて来た、と言ってよいでしょう。
空手での効果はどうなのか?

この成果を、空手に置き換えて考えた場合、どうなるでしょうか。
前述、運転中まっすぐ前を見て、視界の端まで良く見えているということは、
視覚機能の一つ「周辺視」能力が上がったということですので、
組手のとき、相手の攻撃をより早く感知しやすくなったと考えられます。
つまり、認知できている範囲が広くなったということですので、
視界の端に見える、相手のちょっとした動きでも気がつけるようになってきたということです。
相手の攻撃をより早く察知できれば、攻防に有利となります。
また、まっすぐ前を見て、景色の流れがゆっくりと感じることから、「KVA動体視力」が上がったことが分かります(多少はDVA動体視力も考えなければなりません。DVA動体視力とは、横に動くものを見る能力です。)。
「KVA動体視力」とは、まっすぐこちらに近づいてくる動きを見る能力のことです。
この能力が上がっているので、相手の接近や、まっすぐ迫ってくる突きに反応しやすくなったと考えられます。
ここで皆さん、武術の稽古として、「八方目」というものがあることをご存知でしょうか。
八方目と言われるように、四方八方を見ようとすることです。
空手の組手においても、攻撃を避けようと思うあまり、相手の拳や蹴りに集中しすぎていると、逆に喰らってしまうことは、初心者の頃にはよくあります。
また、上級者と言っても、つい相手に引き込まれてしまい、何かに集中させられてしまった場合、いつの間にかパンチや上段蹴りを喰らっていた、と言うことは、皆さん経験あると思います。
ですから、この「八方目」を稽古することで、末端の動きに捉われない「目付け」を身に付けるわけです。
組手の上手い人は、拳などの末端の動きよりも、相手の体の動きから判断し避けることができます。
この能力が、ビジョナップというアイテムを使ってトレーニングすることにより身に付くのであれば、こんな凄いことはありません。
また、1点を凝視することや、しっかりと見ようとすることは、眼筋に緊張を及ぼします。
最近では、眼筋の緊張から、僧帽筋、広背筋も緊張してしまい、動作のパフォーマンス(つまり体が硬くなる)が著しく落ちることが分かっています。
ビジョナップを使って眼筋を鍛えることで、周辺視能力をアップさせることが出来ると言うことは、武術で必要な「八方目」の能力を、ビジョナップで高められることがわかった、と言えると思います。
以上から、ビジョナップが、武術的に必要なトレーニング要素を持っていることは、これで十分に理解出来ます。
今のところ、運転中に感じたことなので、実際に組手でその効果を実感してみないことには、検証の意味がありません。
この点については、引き続き検証をします。
動体視力を上げたい、鍛えたい、アップさせたい、という願望。

空手に限らず、動体視力を向上させたい人は大勢いらっしゃると思います。
スポーツにおいて、動体視力を上げることは、必要な課題でありながらも、あまり取り組まれていない分野ではないかと思います。
なぜなら、まずは自分の種目のトレーニングに重点を置いてしまい、更にメンタルトレーニング、体調の管理、パフォーマンスのピークの持っていき方など、やらなければならないことは山ほどあります。
そんな中で、動体視力だけのトレーニングは、後回しにされがちです。
自分の種目を練習していれば、おのずと身に付く、と思ってしまうからだと思います。
ですが、今回の検証結果を考えると、ビジョナップを使ったトレーニングをするだけで、動体視力が明らかにアップしていることが分かりました。
しかもそれに費やした時間が、
1日15分、8日間。
つまり全部で15分/1日×8回=120分。
今のところ、たったのそれだけです。
この結果は脅威と言わざるを得ません。
しかし、まだ、組手において、実証されていません(私の中では)。
もっというと、実戦の中で実証されていません(それはちょっと危険・・・)。
体がついて来るのか?

ビジョナップで、動体視力が上がることは、どうやら本当のようだと検証結果が出ました。
ですが、動体視力だけ上がっても、それに伴って反射的に体が動かないと、空手においては意味がありません。
見えているけど、避けられない!なんてことにならないように、動作のパフォーマンスも上げないといけません。
これって、結局はマス組手などで練習しないといけない、と言うことでしょうか?
実は、「ナンバータッチ」というトレーニング方法があります。
これは「目と手の協応動作」の測定やトレーニングに使われるもので、
例えば、1から20までの数字をランダムに並べ、1から順番に20までタッチしていくと言うものです。
速ければ早いほど、「目と手の協応動作」能力が高い、と言うことになります。
これは、Visionup(ビジョナップ)のセットの中に入っていますが、紙に数字が書いてあるだけのもので、一度やると覚えてしまいます。
100円ショップで売っているカレンダー用のマグネット付きの数字シートとか、もしくは、カラーマグネットでも買って、数字を書き、自作したものを使って、
ホワイトボードや、冷蔵庫などに貼って、ストップウォッチでタイムを計ります。
これなら、今すぐにでも出来るビジョントレーニングです。
なるべく広い範囲で貼り付けたほうがトレーニングとしては良いので、アプリのように、一目で簡単に全体が見えてしまうようでは、トレーニングには不向きかと思います。
この「ナンバータッチ」トレーニングで、自宅で、こっそり、誰にも知られずに、実力をアップさせることができますね!
まとめ

Visionup(ビジョナップ)のトレーニングを開始して3週目の検証結果を報告しました。
通常の生活レベルでは、その効果は実感できませんが、少し意識することで、周辺視、KVA動体視力が上がったことが確認されました。
私の実証結果ですので、個人差があると思います。
もしかしたら、他の人では、そこまでの結果が出ないとか、もっと良い結果が出るとか、あるかも知れません。
今後も引き続き、検証結果をお楽しみください。