
Visionup(ビジョナップ)という動体視力向上、パフォーマンス向上のためのアイテムがあります。
これを実際に試してみて、どれだけ効果があるか、検証していきます。
購入するときの参考にしてください。
目次
■Visionup(ビジョナップ)トレーニング、2週間目に入りました。

空手において、動体視力を高めることは、自分にとって有利に働くと思います。
動体視力が高まり、反射神経が上がれば、組手のとき、相手の攻撃が良く見える、またはゆっくりとした動きに見えるでしょう。
また、動体視力が上がることによって、自分の動作(パフォーマンス)も向上することが、実験によりデータとして現れています。
その視覚機能向上率、パフォーマンス向上率は、約10%↑。
他のトレーニングで、自分のパフォーマンスを10%も向上させることができるでしょうか。しかも3ヶ月という短期間で。
この奇跡のようなアイテム Visionup(ビジョナップ)を実際に購入し、その効果を自ら試そうというこの企画。
動体視力は鍛えられます!という Visionup(ビジョナップ)、果たしてどうなのか・・・。
その報告第1回目です。
トレーニング開始
Visionup(ビジョナップ)購入後、3月3日より第1回目を始め、本日13日で5回目のトレーニングです。
2週間で、たったの5回・・・、と思われたでしょうが、このVisionup(ビジョナップ)は、
1週間で3回程度、1日1回15分まで、とトレーニングの回数が決まっています。
しかもそれ以上トレーニングしても、効果は同じか、下がるそうです。
第1週目は、3日、6日、8日。
第2週目は、11日と本日13日です。そして15日を予定しています。
詳しいトレーニングメニューがホームページに用意されていて、自分でダウンロードして使うことが出来ます。
これは、スポーツ種目によってトレーニングメニューが分かれていて、
それぞれ、室内トレーニング、野球・ソフトボール、サッカー(GK)、サッカー(フィールド)、ラグビー、テニス、ゴルフ、クレー射撃とあります。
空手や格闘技、といった項目は無いので、室内トレーニングを選んでやることにしました。
ホームページ内には、「Visionupの自宅・一人での使い方」ということで、自宅でも、一人でも、Visionupを使って目のトレーニング(スポーツビジョン・トレーニング)を行なう方法を紹介しています。
これを参考にして、空手の組手専用のトレーニングメニューを自分で考えることも出来ます。
ですが、まずはとりあえず、「室内トレーニング」を実施していこうと思います。
![]() | ビジョントレーニングメガネVisionup®(ビジョナップ®)の紹介・販売サイト。 (左画像をクリックして公式サイトを見る) |
空手のための Visionup(ビジョナップ) トレーニング1週目

Photo by Adli Wahid on Unsplash
トレーニングは3つに分かれていて、
- DVA動体視力トレーニング (DVAとは、横に動くものを追う動体視力)
- KVA動体視力・深視力トレーニング (KVAとは、前後に動くものを追う動体視力)
- 瞬間視・周辺視トレーニング
とあり、各5分ずつ行います。
1週目のそれぞれのトレーニングメニューです。
・DVA動体視力トレーニング
小さなボムボールを床に垂直について片手でキャッチする。
・KVA動体視力・深視力トレーニング
小さなゴムボールを壁もしくは2人でキャッチボールする。距離は2~3m。正面で確実に。
・瞬間視・周辺視トレーニング
お手玉2個で、ジャグリング、左右回し。両手で同時に上に投げてキャッチするWお手玉。
(小さなゴムボールとお手玉は付属しています。)
1週目のVisionup(ビジョナップ)本体の設定は、「h030、d050」です。
それでは、この「h030、d050」の説明です。
まずhですが、周波数のことです。これは1秒間に何回点滅するかです。
hが30ですと、1秒間に30回、「見えない・見える」を繰り返します。
と言うことは、数字が大きいほどストレス無く見え、数字が小さいほど見えづらくなります。
次にdですが、遮断率を表します。これは「見えない・見える」という点滅の「見えない」割合を調節します。
例えば、dが50だったら、「見えない50%・見える50%」を繰り返します。
もしこのdが70だったら、「見えない70%・見える30%」となり、見えない(暗くなる)割合が高いため、見えづらくなります。
1週間目のトレーニング結果
どのトレーニングについても、比較的問題なく、あまり難しくも無く、といった感じです。
ボールをキャッチするとき、手元を良く見ていると、ボールを掴む瞬間にちょっと違和感があり、多少掴みづらい感覚があります。
ですが、続けていると、直ぐに慣れてきます。
お手玉は、ビジョナップなしで行いますので、難しくありません。
内容としては、どれも簡単なものです。
その効果ですが、あまり変化が感じられませんでした。
まあ、まだ3回しかやっておらず、今後に期待、といったところでしょう。
空手のための Visionup(ビジョナップ) トレーニング2週目

Photo by Gabriele Ribeiro from Pexels
2週目は1週目とほぼ同じですが、ちょっと難易度が上がります。
・DVA動体視力トレーニング
小さなボムボールを床に司直について片手でキャッチする。左右とも。
・KVA動体視力・深視力トレーニング
小さなゴムボールを壁もしくは2人でキャッチボールする。距離は2~3m。正面、左右、ワンバンで行う。
・瞬間視・周辺視トレーニング
お手玉2個で、ジャグリング、左右回し。両手で同時に上に投げてキャッチするWお手玉。このとき距離を広くとる。
内容としては、ホントに多少難易度が上がっただけで、たいしたことは無いのですが、
ビジョナップ本体の設定が変わります。
「h020、d050」に変更します。
h:周波数が30→20になっただけですが、これがかなりの曲者で、結構難しくなります。
もう一度解説しますと、h:周波数が20とは、1秒間に20回、「見えない・見える」を繰り返します。
想像してもらうと分かると思いますが、1秒間に50回「見えない・見える」を繰り返すのと、1秒間に20回「見えない・見える」を繰り返すのとでは、20回のほうが見えない時間が長いので、難しくなります。
実際にやってみると、やはり見えづらいです。
2~3mの壁キャッチですと、ボールがいきなり目の前に飛んでくる感覚になります。
ワンバンだと、これがホントにやりづらい。
ワンバンした後、手元に戻ってくるスピードがとても早く感じます。キャッチするタイミングが上手くいきません
やっているうちに、出来るようになってきますが、それでもやりにくいことには変わりありません。
比較のために、ビジョナップをはずして壁キャッチを行ってみました。
これがなんと、凄くやりやすいです。
ボールがなんだかゆっくりに感じます。
ボールの動きがとても良く見えます。
ビジョナップを付けてトレーニングをした後、はずして同じことをすると、その変化は劇的です。
かなり効果があったことが実感できます。
まとめ

さて、実際にトレーニングをして、5回目になりますが、周波数を30→20へ変化させただけで、こんなにもやりづらくなることが分かりました。
そしてその後、ビジョナップをはずして同様のトレーニングをすると、その効果がはっきりと実感できました。
負荷が高いほうが、その後の変化は大きいようです。
動体視力が上がれば、相手の攻撃が見るわけですから、トレーニングを続けることで反射神経も上げってくることが期待できます。
例えば組手試合の前に、ビジョナップをつけて、(絶対に当てないように)突き蹴りを高速で行ってもらい、その後、試合に臨みます。果たしてどうなるでしょうか。
まずは自分の道場内で、3週目~4週目くらいに、試してみようかと思います。
検証はまだまだ続きます。
今後もご期待ください。